フィカス・ルビギノーサの育て方や基本情報
- TP-K
- 9月1日
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《ルビギノーサの基本情報》
学名 Ficus rubiginosa |
科名 クワ科 |
属名 フィカス属 |
原産地 オーストラリア東部、熱帯アメリカ(カルフォルニアなど) |
花言葉 『永遠の幸せ』 |

《育て方》
置き場所
真夏の直射日光を避けた日当たりの良い南向きや東向きの窓際を好みます。
水やり
春〜秋の生育期は表土から3cmほど乾いたら底穴からたくさんお水が出るまでタップリ。
冬の生育が鈍る時期は表土から3cmほど乾いたら2〜3日後に底穴からたくさんお水が出るまでタップリ。
耐寒温度
3~5℃
ポイント
ルビギノーサは多少暗い場所でも育てていただけますが、暗すぎる場所だと葉の枚数が減ってしまったり、葉が薄くだらしなく育ってしまう可能性がありますので、成長具合を観察しながら置き場所を決めて下さい。
ルビギノーサは曲がった樹形で販売されていることが多いですが人工的に曲げられたものなので生長は光の方へまっすぐ伸びていきます。
ルビギノーサをご購入されてからあまり日当たりの良い環境を用意できずに葉が綺麗でなくなってしまった場合は、直射日光に当たらない屋外に春から秋の期間ずっと出しておいていただくと(週に1度など短期間の場合は逆効果になってしまうことが多いのでご注意ください)最初は葉が痛んでしまう可能性が高いですが新たに出てくる葉は綺麗なものが出てくるかと思いますのでぜひ試してみて下さい。※土が乾くペースが早くなりますので水切れにご注意ください。
《特徴》
ルビギノーサは自生地では10m以上にもなる大木ですが、プランターで育てている限りはそこまで大きくなることはありません。大きくなり過ぎた場合は、春〜夏(生育期)の間にお好みの高さで幹をカットしていただき小さくすることも可能です。
ルビギノーサの幹や枝をカットした際に出てくる樹液を素手で触ってしまうと、かぶれてしまう可能性があるのでカットする際は手袋を着用するなどしてください。また樹液が洋服やカーペットなどの布製品に付着してしまうと取れなくなってしまいますので、樹液が付いてしまってもすぐ流していただけるお風呂場などでカットしてあげて下さい。
湿度が高い環境を用意していただくと幹の途中から気根と呼ばれる根っこが出てきます。この気根はそのまま伸ばして土に入ると通常の根と同じように水分や養分を吸収してくれます。気根はカットしてしまっても大丈夫ですが、土に入れてあげた方がしっかりした迫力のある株に育ってくれます。
まとめ
フィカス・ルビギノーサはフランスゴムという名前で流通していますが、フランス人学者によって発見された為そのような名前で呼ばれることもあるようです。
フィカス属は鳥やコウモリによって種が運ばれ他の植物に発芽して着生し、その植物を飲み込みしめ殺してしまうことから「締め殺しの木」とも呼ばれます。怖い呼称がありますが生命力の強さを感じますね。
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